【発達障害児の子育て】下の子の発達が気になる?定型発達だと思えたきっかけは?

Instagramのフォロワーさんからこんな質問をいただきました。
2歳次男、多動が少し気になるけど 今のところはまだ受診はしなくても いいかなと思っています。 どんなことがあれば 受診に繋げたらいいと思いますか?
発達の気になる子にきょうだいがいると、きょうだいの発達も気になりますよね。Instagramのフォロワーさんに下の子の発達に関して 「発達が気になった理由」「定型発達だと思えたきっかけ」 について聞いてまとめました!
Instagramに投稿しようと思ったのですが、誤解を与えかねない部分もあったので、しっかり補足するためにブログでのシェアとさせていただきました。
最初に伝えておきたいこと
フォロワーさんの「発達が気になった理由」「定型だと思えたきっかけ」それぞれを紹介していきますが、これらに当てはまるからといって必ずしも「発達障害だ」「定型発達だ」となるわけではありません。
それぞれのお子さんの年齢や発達状況、環境によって変わってきますので、あくまでも「こういう傾向があったら気にした方がいいのかな?」といった参考程度に留めていただくようにお願いいたします。
うちの次男の話
先にわが家の話を少し。次男の発達が気になり始めたのは、2歳を過ぎてからでした。
1歳過ぎから発語はあったのですが、2歳を過ぎた頃から「言葉が増えていない」「発音が不明瞭すぎて聞き取れない」「ロボットみたいな話し方をする」と感じ出したのがきっかけでした。
”長男と比べると”成長スピードは早いのに、なぜか「大丈夫」と思えない。一つ一つの行動が「自閉症か、そうじゃないか」と気になってしまい、次男のことをありのまま見ることができませんでした。
いつまでも”長男と比べて”でしか次男を見てあげられないことが苦しくて、「ハッキリさせたい」と思い、発達相談へ。そこで、自閉傾向を告げられ、療育に通うようになる、という流れでした。
それでは、フォロワーさんから頂いたコメントを紹介していきますね!しつこいけど、判断基準にせず”参考程度”でお願いします!
コミュニケーションがスムーズか
細かい表現は要約したり、まとめさせていただいてます。
- コミュニケーション能力があり、気遣いができる
- 言葉は遅かったけど、表情を見て理解していると感じるなど意思疎通が図れた
- 発語前に共感の指差しがあった
- 指示が通る
- 模倣する
- 人に興味がある
- 上の子が同じ月齢のときに、こんなにコミュニケーションは取れなかった
- 言葉の遅れが気になって受診をした
指示が通らない・コミュニケーションが取りづらいと、日常生活での困りごとに繋がるため、わかりやすいポイントですね。
集団行動に参加できるか
- プレの行事で、見事にはみ出ていた
- プレに通ったときに、ちゃんと活動に参加できた
- 療育園の先生に集団行動が2歳半ごろになってもできなければ、可能性あると思えば良いと言われた
集団生活でうまく過ごせるかは、判断ポイントになるとは思います。しかし、なんとか頑張ってついていこうと過剰適応となっている可能性も。あくまでも、一つの目安にしたいですね。
困りごとがない
- 周りに相談するレベルの困り事がないから
- 上の子が困難だったこと、お箸やファスナーなどを当たり前にこなす
- ストップと言ったら、止めれるし、止まれる
- あまり教えなくても自分でしたい気持ちを持ち、勝手に育っている感じがする
- はじめての場所でパニックを起こさない
上の子がお手本となるため、下の子の成長は早いと感じられることがあります。うちもこのパターンで、1歳半ぐらいまでは次男の成長に何の疑いもありませんでした。
一人一人子どもの成長スピードや、得意・不得意なことは違うため、単純に比較して判断することはできません。それでも、「困りごとの多さ」「大変だと感じる頻度や度合い」は、一つの目安になるかもしれませんね。
園の先生の意見
- 幼稚園の先生の意見で定型発達だと感じた
-
幼稚園から集団生活に対して指摘を受けない限りは、定型発達と思っている
先生の意見と保護者の意見が一致しているのであれば、過度に心配する必要はないと思います。ただ、保護者に伝えない方針の園もあるので、指摘されない=定型発達と決めつけないようにはしたいですね。
母の勘は当たる?
母の勘で大丈夫と確信。逆に上の子はその確信が持てなかった。
「母の勘」とコメントしてくれたのは一人だけでしたが、個人的にこの意見にめちゃくちゃ共感でした。
質問主さんへの私の返信は、「ママ自身が不安に思うのであれば、一度相談に行ってみてはどうですか?まだ大丈夫と思えるのであれば、様子見でいいと思います」という内容でした。
上の子で経験している分、どうしても一つ一つの行動を「発達障害か・そうじゃないか」という目で見てしまいます。それでも、「この子は、たぶん大丈夫」と、ママが感じられるのであれば、そこまで不安にならなくてもいいと思います。
ただ、私のように「上の子と比べてどうか」に囚われてしまうと、親子共にしんどい状態に……。少しでも不安がある場合は、子どもの発達がどんな様子であれ専門機関(上の子の発達外来の医師や療育先の先生など)に相談してみてくださいね。
”一緒に成長を見守ってくれる人”がいるだけでも、心強いですから。
おまめ
自閉症長男、就学までの記録⑨|入学に向けて怒涛の面談祭

「自閉症長男、就学までの記録」の最後の記事です。
無事に幼稚園を卒園しまして、寂しさより圧倒的な解放感を感じている中、ついに迫ってきた入学式。
小学校生活に向けて、1年ぶりの発達検査を受け、幼稚園の担任の先生、療育の先生、小学校の支援コーディネーターの先生と面談祭りだワッショイ!をしてきました。
8000文字超えの最大ボリュームです……!!
就学前の発達検査の結果と発達外来

1年前に発達検査をうけたときに、「もう発達検査を受ける意味はないのかもしれない」と感じました。
この時の検査の結果は、軽度知的に値する数値だったのですが、本当はできる課題でも環境や本人の気持ちの問題で発揮できないことがよくあり、それが検査には反映されないからです。
1つの課題をクリアするかしないかで数値が大きく変わるK式発達検査では、長男の特性は測りきれない。あと、K式受けすぎているので、良くも悪くも検査慣れしてしまっているんですよね……。
WISCなどの知能検査を受けられるようになるまでは、療育手帳の更新以外での”発達検査”はもう不要かなと思っていました。
※有料記事です
が、年長になってから「ルールや約束を守ろうとする様子」が見られるようになり、以前に比べて柔軟さもでてきたことから、「今検査をしたら、ちゃんと能力を発揮できるかもしれない」と思い、就学前に発達検査を受けました。
主治医からも「これから先も特性自体はかわることはないでしょう。でも、ルールは守る子なので、一つずつルールを増やしていき適応度を高めていくことはできる」と言われており、本当にその通りでした。
ルールと言っても大げさなものではなく、検査の前に「わざと間違えません」という約束をしただけのことなんです。検査が終わったら「ラーメン食べに行こう」とご褒美も呈示しました。
本人からも「ママと一緒だったら頑張れる」と言ってくれ、私が一緒に検査に同伴したことでこのルールの効果が発揮されました。これまで親子で積み上げてきたものが、やっと、やっと!報われた気がしました。
6歳4ヶ月、新版K式発達検査の結果は……
自閉症長男就学までの記録⑧|いつまで続く?就学ブルー

就学相談を無事に終え、特別支援学級への入級も決定し、ほっと一息。
冬休みが明け、幼稚園の3学期も恒例の登園渋りからスタートしましたが、本当に切り替えが苦手だこと。3年も通っていると、多少のことでは動じなくなってきたのは、成長なのか、慣れなのか(笑)
3学期に入ると、自然と「もうすぐ小学生」ムードに突入します。どこからか、誰からか、見えないプレッシャーが匂い始めるのです。
幼稚園最後の発表会、最後の遠足、そして卒園式。3年間の園生活の締めくくりに向けて、止まることなく進みつづける時間。
着々と入学が近づいてくる中、じわじわと強くなる「小学校への不安」。
このまま小学生になって大丈夫なのか、大丈夫じゃないやろ……。まさに”就学ブルー”。今回は、ただただネガティブな内容ですがご容赦ください。
就学ブルーの始まり

3学期に入ると、年長さんたちはまた一段としっかりしてきたように感じます。最後の発表会なんて、年中さんのときとは比べ物にならないくらい自身が溢れた表情をしていました。
入園したときに感じた「年長さんって、すごく大きくて、しっかりしているんだな~」という感覚を、周りの子たちにも同じように感じはじめたのが就学ブルーの始まりでした。
周囲との圧倒的な差と違い
今となっては、周りと比べて落ち込むことはほとんどなくなりました。なくなったというか、慣れでしょうか。もしくは麻痺。
「あんな風に会話したいな」とか「うちは鬼ごっこできないな」とか「あぁ、また厄介者みたいになってる…」とか。
幼稚園終わりに公園で遊んでいると、そんなことを3年間感じ続けるのですから、やはり麻痺ですかね(笑)
3学期に入ると、これまで以上に周りがキラキラ輝いて見えるようになりました。
ちゃんと年長さんになって、小学生になるんだなぁ。走るのも早くなったし、もう会話なんていっちょ前。縄跳びも、逆上がりも、うんていも、ブランコも。私が”見える範囲”だけでも、ものすごい成長。
年少・年中のときから感じていた「周囲との差」は、気がつけば「圧倒的な差と違い」に変わっていました。
もちろん誰にでも得手不得手があります。他人の子どもほど得意なところほど、輝いて見えるものです。隣の芝生はいつも青く輝いている。
でも、長男の「苦手」なことは、もう「苦手」という言葉で言い訳はできないくらいなんです。それくらいに差がついてしまっている。一人だけ、枠の外にはみ出しているのがありありと感じられて、とても苦しい。
”同士”との間にも生まれた差
同じクラスに、おそらく高機能の自閉症だろうと思われる子がいます。入園式のときから、”同士”だと感じていて、互いに制服が着れない問題で悩んでいました。
そのママさんとは、発達云々の具体的な話はしたことはありません。でも、長男とその子のエピソードには被るところが多く、「二人は似ているね」とよく話していました。
でも、その子はなんだかんだ周囲と馴染み、長男ほど浮いていません。メンタル面では不安定なところはあるようですが、お友達のことを気遣ったり、一緒に遊んだり。私にもいろんなお話もしてくれます。会話も普通にできます。
本人はしんどさを感じるかもしれませんが、それなりに集団の中で生きていけるタイプなんだろうな。
年少のころはそんなに差がなかったその子とも、気が付けばはっきりとした差ができていました。
他にも気になる子はいます。でも、みんななんだかんだできている。学年で特別支援学級に進むのは、長男だけです。
いつのまに、こんなに差が開いてしまったのでしょう。何が彼らと違うのでしょうか。
”受け入れてもらわなきゃいけない”存在
周りの親御さんの視線や言葉が、「理解してもらっている」「温かく見守ってくれている」といった施しのように見えてきてしまいます。
へりくだるつもりなんてないのに、無意識に上下関係を感じてしまうのです。もちろん、私が勝手に感じているだけで、周りからさげすまれている訳ではないんですけどね。
周囲の子どもたちが受け入れてくれていることが嬉しい、といつも感じていたけれど、逆を言えば、「周囲の理解がなければ、長男の居場所はない」ということ。
私や他の子たちが”ここ”に存在するのに、特別周りに理解してもらったりなんてことは必要ないのに、長男は「理解してもらわなきゃ、そこにいられない」「受け入れてもわきゃ、みんなと一緒に過ごせない」なんて、不条理すぎる。
こういうことを考えてしまう自分が、とても差別的で自己嫌悪。もしかしたら、就学ブルーの特徴のひとつかもしれませんね。
※就学ブルーという言葉は、私が勝手に言い始めたものなので定義などはありません。
自分がうまく立ち回れるか
小学校にいけば、長男のことを知っているのは一人しかいません。先生も含めて、長男の言動に周囲が戸惑いを感じている姿が目に浮かびます。
1年生の誰もが不安と緊張を抱えて過ごす中、それ以上に不安を感じ、誰にヘルプを出せばいいのかわからない状態の長男。もし、放っておけば不登校一直線。放っておかなくても、不登校リスクはかなり高いけど。
長男が小学校に慣れるまで、ある程度周囲の子たちや先生との関係が築けるまで、授業の付き添いや登校支援など積極的にやっていくつもりです。が、こんなコミュ障の私にできるのか不安です。
最近得た情報で、就学先の特別支援学級は「かなり強く言わないと動いてくれない」らしいです。ここまで来て、選ぶ学校間違ったかな?なんてさらに不安マシマシです(笑)
小学校側とうまく関係を築けるのか。ちゃんと言いたいことを言えるのか。ちゃんと長男のことを伝えられるか。
ただただ、不安しかありません。何回「不安だ」って言っても、全然不安が減らないんです。不安ってどうやったら減るんでしょう?
あらゆることを”察して”くれていた幼稚園と小学校では、全く対応方法が異なるでしょう。私自身も気持ちを切り替えて、幼稚園とは、全く違うステージに進むつもりで挑まないといけませんね。
年中秋からはじめた就学相談。
あんなに悩んで悩んで決めたのに、今ではその選択に自信が持てなくなっています。
「ちょっとまった」ができない、立ち止まることができない。ただ、進み続けるしかない。
どこを頼ればいいのか、誰に相談すればいいのか。小学校は敵ではないとわかっていても、なんだか敵陣に突撃する特攻隊のような気分です(笑)
さらに追い打ちをかける行事たち

就学への不安が膨らみ続ける中で、さらに追い打ちをかけてくる幼稚園最後の行事たち。
親子遠足は、張り切って旦那も仕事を休んだのに「いかないー!!!」と大癇癪で欠席。発表会も大泣き大暴れで参加拒否。最後の遠足も、朝起きてくるなり大号泣。
小学校、いけそ?(笑)
学校説明会で落ち込む
2月頭に入学説明会がありました。
子どもの参加は不要とのこと、約2時間の予定だったので、子どもたちは幼稚園の預かり保育に預け一人で行ってきました。
子どもも一緒に来ている親子が3組いたのですが、全員静かに座っているんですよ。もちろん、小さな声でお話したり、後半になると姿勢が崩れたり、そわそわしていたりもありましたが、立ち歩いたり、大きな声を出したり、出ていこうとする子はいません。
小学校側は「この姿」を前提としているんだろうな。そりゃそうか。年長さんだもんな。
入学式の当日の話が無理過ぎる
当校し、上履きに履き替え、子どもたちは教室へ。親は先に講堂に移動。
子どもたちは担任に連れられて入場。入学式の後、子どもたちは教室へ。親はその場に残り、保護者会が行われるとのこと。
無理過ぎて笑ってもうたわ(笑)
まず初めての登校で、速攻子ども一人になるの。子ども一人につき、先生一人付いてくれるのかな?そんなわけがない。
長男にとっても、知らない先生に連れられて行くのは不安でしょうし、「何をしたらいいのかわからない」状況はパニック必須。
なんなんでしょう、この疎外感。被害妄想のレベルなのはわかるんですが、最初から眼中にないというか、すでに仲間外れにされているように感じてしまう。
やはり「見ている子どもの前提」が違いすぎる。
今更ながら、特別支援学校にすればよかったかな、と思ってしまう。後悔するの早すぎ(笑)
特に3学期に入ってから、一つ一つの行動が「このままで小学校いって大丈夫か」という不安に繋がってしまい、どんどん劣等感や疎外感、妬みが増し、不安や心配などの感情も合わさってカオス状態。
全くもって「もうすぐ1年生だねっ🌸」みたいな気分にならない。
時期が来たら「どのランドセルにするー?」とワクワクを胸に抱き、当たり前のように地域の小学校に進むことを受け入れ、心配と期待をおりまぜながら就学の準備をすすめていく。
ただの想像だけど。こんな感じなんかな、みんな。
こんなこと言葉にするから余計に苦しいんだけど。この1年の苦労を味わわなくていいだなんて、うらやましいって思っちゃうよ。
思っても仕方なくない?だって、めちゃくちゃ不安なんだから。入学前から不登校になる可能性考えるって、なんなのさ(笑)
一体いつまで続くのさ、就学ブルー。
おまめ
【特別支援】子育て講演会メモ

2024年2月末に、特別支援教育に携わる先生の講演会にいったときのメモです。あくまでもざっくりメモ。
細かいことは言えませんが、普段は学校の先生相手の講演が多いそう。先生は大学の「特別支援センター」で、主に発達障害の子の授業や就職支援をしているそうで、ご自身もADHDのお子さんがいるとのこと。
主に小学生の母親向けで、発達障害のある子の関わり方(学習面・学校生活)についての内容でした。とても面白く、うんうんと納得させられることばかりでした。
私が講演を聞いて学んだこと・考えたことのアウトプットです。
ときどき過激な発言が含まれていますが、あしからず。
- 見え方は人によって違う
- わからないは不安
- 生まれ持ったものは自覚しづらい
- 大切に育てるとは
- ASDの子を育てる母は天才
- 親は子どもにご機嫌でいてほしい
- 自分が安心するための声掛けをしない
- 自己調節機能
- 子どもの脳の発達は時間がかかる
- 高校生から道が開かれる
- ASD長男のことで質問
見え方は人によって違う
いくつか錯視絵(木に見えるけどよく見ると人だったり、ただの風景だけどよく見ると赤ちゃんだったり)を見せながら「人によっては見え方が違う」「こう見えると教えられて初めて見える人もいるし、それでも見えない人もいる」。
→人それぞれ見え方は違うのに、「なんで見えないの?」「みんな見えてるでしょ」と責められると、「見えない自分が悪い」「もう怒られるのが嫌だ」
→「見える」と嘘をついてしまう
間違ったことを責めない、間違ってもいい学級の雰囲気が大切
わからないは不安
視覚だけじゃなくて、聴覚に苦手さを抱える子もいる。
知的発達に遅れがなくても、入口(視覚や聴覚)に課題があれば、正しい情報が入ってこない。正しい情報がはいってこれば正しく処理ができるのに、間違った情報がはいってきてしまうから「わかっていない子」になってしまう。
周りの子たちはわかっているのに、自分だけがわからない状況
→不安いつもこの不安にさらされるのが”学校”という場所。
安心できる場所でないと、落ち着いて学習なんてできるわけがない。とにかく安心できる環境を作ってあげなきゃ。
自閉症長男、就学までの記録⑦|就学前健診と教育委員会に問い合わせてみた

2023年10月(年長の秋)にあった就学前健診の記録です。
既に何度か小学校に一緒に行っていたので、長男も慣れた様子で「今日、小学校にいくね」と伝えると、はーいと軽い返事。幼稚園を少し早退して、次男も一緒に3人で小学校に向かいました。
何の心構えもなしに挑む健診

やっと学校選択制の進学先を決め、ほっと一息をついてついたところで、全く何の準備も心構えもしていなかった私。
小学校に向かう道中、ご近所さんの姿を見てハッと我に返りました。
「あ、やっば。長男のこと知ってる人おらんねや……」
幼稚園では、周りの子どもたちも親御さんたちもみんな長男のことを知ってくれているので、多少のことがあっても誰も気にしません。
むしろ子どもたちには「あー、長男くんね、はいはい」という対応をされることもしばしば……(苦笑)。
おかげで、多少のことでは動じなくなってきていました。
が、ここは完全アウェイ。全員初めまして。
パニックが発動したら、周囲の親子にドン引きされてしまうかもしれません。しかも、先生たちも長男のことを知りません。
「やばい、めちゃくちゃ不安になってきた……」
小学校の講堂にいったん全員集合、配布された資料を見るやいなや心拍数爆増。
「いや、無理、厳しすぎる。どうしよ……」
神の救い!お友だちのおかげでほぐれる緊張感
周りを見渡しても知ってる子はおらず、長男もソワソワ、不安げな様子。ちゃんと説明しておけばよかったと後悔しはじめていた頃、後ろの席に座った子が長男の名前を呼びました。
なんと!同じ幼稚園の子が来た!バス登園の子なので、お母様と話すのは初めて。
年少・年中と同じクラスだったようで、長男とお友達は仲が良い様子。すぐに次男を含めて子ども同士で遊びはじめました。
その子のおかげで、だいぶリラックスした状態に。まさに神の救いでした。
いざ、健診スタート!

5組の親子がグループに分かれて、順次出発。自分たちで教室を回っていき、それぞれの診察・検査を受けます。
- 視力検査
- 耳鼻科
- 歯科
- 眼科
- 内科
- 聴力
- 教育相談
鬼門・視力検査からのスタート
ASD次男のセカンドオピニオンに行くことを決めました
先日、インスタのストーリーズで「セカンドオピニオンに行ったことはあるか」というアンケートを取らせていただきました。
結果は、
・行った 14%(76票)
・行ってない 75%(394票)
・検討中/探してる 11%(57票)
行った人と検討中を合わせると、25%となり予想より少し多かったです。
なんでこんなアンケートを取ったのかと言いますと、次男のセカンドオピニオンに行こうかと考えているからなんです。
長男は、セカンドオピニオンならず、サードオピニオンまで行っております。
信頼できる先生と繋がりたく、3カ所の病院を回り、現在は総合病院の発達外来で落ち着きました。
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今日は、珍しく(?)次男のお話です。
次男はとても成長しました
去年の10月に、満3歳児で幼稚園に入園してから1年と少し。幼稚園での生活が次男のことをめちゃくちゃ成長させてくれています。
入園当時は、本当に何を言っているのか私でも聞き取れないくらいの発音不明瞭さだったのが、最近は仲の良いママさんであれば、なんとか聞き取ってもらえるくらいまで発音が改善しました。
ただ、ただですよ。「独特な話し方」は改善していないんです。そのために、次男の話し方に慣れていない人には、聞き取りづらさがあるようです。
2学期に入ってすぐ、目の前でお友達に真似されることがあり、あまりにもショックで担任の先生の前で大泣きしてしまいました。
それ以降、より慎重に対応してくれているのか、同じような場面を見ることはなくなりました。先日の訪問支援でも「最近は、お友達が真似をする様子も見られない」と報告を受けたところです。
入園前からずっと心配していたことが現実として起こってしまったことは、自分の中で予想を超えたキツさがありました。今現在も、これから先も、ずっと不安が消えることはないでしょう。
次男の成長は、発音の部分だけではありません。
自閉症長男の発達ログ|0歳の長男に違和感!模倣しない・反応が薄い?
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2歳7か月で自閉スペクトラム症と診断された長男の発達の記録です。
何となく「他の子とは違うのかな?」と思うことはありましたが、0歳の長男に「自閉症かもしれない」と感じたことは一度もありませんでした。
ただ、今になって振り返れば、0歳のころから特徴が出ていたのかもしれません。
当時を振り返りながら、気になった様子をまとめました。
生後9か月、初めての違和感
「バイバイをしない」
生後9カ月のとき、長男に初めて抱いた違和感でした。
周囲の子がEテレを見て真似をしている様子や、バイバイ・パチパチをする姿を見て
「なんでうちの子は、全く模倣をしないのだろう」
と感じていました。
Eテレに限らず、親の私たちに対しても真似ようとする意志が感じられませんでした。
いつもEテレをじーっと眺め、歌の時間になると「あ”~!!」と叫ぶ。
歌が嫌いなのか、子どもが嫌いなのか、ダンスが嫌なのか、チャンネルを変えるように要求してきました。
まだ生後9か月。
はっきり「変だ」と感じていたわけではなく、「なんか少し気になる」というくらいの違和感でした。
なんだか反応が薄い…?
長男が生後10ヵ月のときに次男を妊娠。
悪阻が始まるまで、毎朝パパの出勤を長男と二人で玄関先で見送っていました。
もちろん、バイバイはしません。
私が長男の手をとり「パパ、いってらっしゃ~!バイバーイ!」と振っていたのですが、次第に抵抗するようになりました。
この頃から「何かをさせられる」ことを嫌がりだし、特にはーい、バイバイ、パチパチなど手を取る動作は手を振りほどかれました。
パパが出ていこうとしても、声をあげたり、泣くなどの反応もありません。
1度ドアを閉め、もう一度開けて驚かせる(ドア越しのいないいないばぁ)を毎日していましたが、一度も笑うことはありませんでした。
扉が開いたり閉まったりして、時々パパが近づいてくるというのを、ただ見つめているだけ。
普通のいないいないばあも笑ったことがなく、顔を隠している手を引きはがそうとしてくるだけでした。
声を上げて喜ぶのは、こちょこちょ、高い高いなど身体に刺激を感じるような遊びだけ。
旦那が毎日のように高い高いをするので、そのせいで刺激的な遊びしか喜ばなくなったのかと思っていたのですが、もともと低反応の子だったのだと思います。
自閉症長男0歳・発達の様子
長男の0歳のころの様子を、食事・睡眠・身体発達・感覚・コミュニケーションにまとめました。
【授乳】満腹中枢ができない
出産した産婦人科が混合育児を推奨していたので、退院後も混合で育てていました。
母乳もミルクもよく飲み、違う種類の哺乳瓶・乳首でもを嫌がることはありませんでした。
体重の増え方も順調ですくすくと育っていましたが、4か月を過ぎても満腹中枢ができないことが気になりだしました。
生後3~4か月に満腹中枢が発達するようですが、長男は自ら飲むのをやめることはなく、寝落ちするまで吸い続けていました。
生後4か月頃から吐き戻しが増えたので、ミルクの量を減らしてみるも、ずーっと空の哺乳瓶を吸い続ける。
哺乳瓶を回収しようとすると怒るので、再度母乳を与えるか、おしゃぶりをくわえさせていました。
母乳を何十分あげても、ミルクをどれだけあげても満足する様子がなかったのです。
1歳2か月で卒乳するまで授乳の感覚が掴めず「これでいいのかなぁ……」と、悶々と対応していました。
【離乳食】丸呑み・詰め込み
生後6か月になる少し前から離乳食を開始。
最初の1週間は全く食べてくれず、心折れかけた頃に、一口、二口と食べてくれるようになっていきました。
授乳と同じように、離乳食がなくなるといつも怒っていました。
すぐミルクをあげれば落ち着いてくれたのですが、離乳食を食べた後でもミルクを飲む量が減ることはありませんでした。
さすがに食べすぎかと、10か月健診で相談。
「食べてるなら、問題なし」と言われ、離乳食に関してもしっくりこないまま進めていました。
月齢が進むのにつれ形状や硬さを変化させていく中で、咀嚼をせず丸呑みしていることに気が付きます。
目の前でモグモグをしたり、声をかけたり、一緒に食べたりしても、そもそもこちらを見てくれない。
どんな大きさでも、硬さでも全部丸呑みしてしまうのです。
支援センターの保育士、離乳食指導の栄養士、発達相談の保健師、誰に相談しても「形状を戻すように」「お母さんがモグモグして見せて」と同じようなアドバイスばかり。
アドバイスを真面目に受け止めれば、離乳食初期のドロドロから永遠に抜けだせそうになかったので、柔らかい状態で形状だけ大きくしていきました。
食具に興味はなく、手づかみ食べをするようになると、どんどん口の中に詰め込んでしまう。
「ゴックンだよ~」と声をかけても、まるで聞こえていないようでした。
コップ飲みも全くダメでしたが、ストローは生後10か月で飲めるようになりました。
睡眠
一般的な赤ちゃんと同じような睡眠リズムだったと思いますが、「入眠に時間のかかる、寝るのが下手」と、よく感じていました。
30分~1時間近く抱っこでユラユラしないと寝てくれなかったので、友人から「気づいたら寝てるから寝かしつけはしない」と聞いたときは、ただただ驚きでした。
夜泣きは、毎晩1・2回。
泣き出すと30分は泣き止まないので、よく外に散歩に行っていました。
いつから朝までぐっすり寝れるようになったのかは、記憶にありません。
生後7か月頃から、夜の寝かしつけを「勝手に寝てくれ」とベッドに解き放つスタイルに変更。
隣に寝ている私のお腹や顔に座ったり、まつ毛を抜く、鼻フック、目つぶし、口の中に手を入れるなどやりたい放題。
1時間ほど縦横無尽に徘徊し、力尽きて寝落ちするといった感じでした。
からだ
よだれの量がかなり多く、1日何枚もスタイを交換。
大判の「aden + anais」のスタイでも、1時間で洋服まで浸透する勢いでした。
外出時はおしゃぶりが欠かせなくて、おしゃぶりを忘れた日はまさに地獄。
永遠に泣き続けるので、西松屋に駆け込み、おしゃぶりを購入することもありましたし、おしゃぶりを取りに帰ることもありました。
首座りや寝返りなどの運動面での発達に、遅れはなかったと思います。
これは後から気づいたことですが、寝返りの際に反り返ることがよくありました。
寝返りの際に反り返るのは、平衡感覚の低緊張からくるそうで、ボディイメージの未発達に繋がるようです。
寝返りは反り返ってするものだと思っていたので、これを知ったときめちゃくちゃ驚きました。
6歳の長男、めちゃくちゃボディイメージ弱いです……。
▼参考文献
生後5か月でつかまり立ちができるくらい、生後6か月には、ハイローチェアを足で押して動かせるくらい足の突っ張りが強く、立たせてあげるととて喜んでいました。
お腹の中でも足を突っ張っていたようで、妊娠後期は本当に胎動が痛かったです。
生後10か月から独り歩きができるようになるも、寝転がっていることが多く、活発に動きまわる様子はあまり見られませんでした。
感覚過敏?鈍麻?
寝返りができるようになると、ベッドからよく落ちるように。落ちても泣くことはなく、そのまま眠り続けていました。
また、予防接種で腕を掴まれることを嫌がることはあったのものの、注射自体で泣くことはありませんでした。
腕が解放されるとケロっとし、刺されたこともわかっていないような様子に「痛みに鈍い子なのかな」と感じていました。
こけて頭をぶつけても泣くことはあまりなく、6歳の今でも痛みには強いです。
毎月の身体測定で衣服を脱がすと大泣きをする。
窮屈なのが嫌なのか、抱っこ紐は30分が限界。
一番大変だったのは、ベビーカーや車が止まると怒って泣き出すので、信号待ち、エレベーター待ち、順番待ち、渋滞は修行そのもの。
毎月、家族写真を撮っていたのですが、拘束されることも嫌いで、1秒たりとも止まってくれませんでした。
コミュニケーション
おもちゃの遊び方も独特で、お座りができるようになると、とにかく投げまくる。
ハイハイで移動できるようになると、投げる、取りに行く、投げる、取りに行くを繰り返していました。
初めての水遊びでは、永遠にホースを眺めていました。
おもちゃの遊び方を教えても、その通りには遊ばず、車などはタイヤをころころ回したり、横から眺めていることが多かったです。
名前を呼ぶだけで声を上げて笑ってくれる次男と比べると、長男は笑うことが少なく、表情が乏しかったです。
とはいえ、当時はたくさん笑っていると思っていましたし、目が合わないと感じることもありませんでした。
でも、写真を見返すと、あんまり目が合っているように思えない……。
今でも口元をよく見ているので目を見るのは苦手なのかもしれません。
生後7・8か月頃には発達仮定でみられる人見知りもあり、コミュニケーションの面で気になることはあまりありませんでした。
1歳前に保育所の見学に行った際、周囲の子どもたちは時間が経つにつれて親元を離れて用意されたおもちゃで遊んでいましたが、長男はいつまでも私にべったり。
全く離れようとしませんでした。
周りのママさんや保育士から、よく「おとなしい子ですね」と言われていたのですが、「おとなしい」と言われるたびに、しっくりこず、モヤモヤしたのを覚えています。
育児日記を見返すと、生後8か月の後半に「自分の思い通りにいかないと癇癪を起こしたように泣き出す」ということが書かれていました。
このころから、癇癪も見られていたようですね(笑)
程度がどれくらいかは分かりませんが、次男に比べると泣いていることが多かったと思います。
超マイペースな赤ちゃん
子育てが辛い・しんどいと感じたことはありませんでしたが、(今思えば反応が薄い)長男への関わり方わからなくて
「遊び方がわからない、何をはなしかけたらいいんだろう……」
といった漠然とした悩みがありました。
他のママたちのように、にこやかに子どもと接することができない。
でも、こんなことを相談すると母親失格と思われるんじゃないかと、誰にも相談できずにいました。
「長男と繋がっている気がしない」というのを感じ始めたのは、1歳になる前だったと思います。
この気持ちは次第に強くなっていくのですが、すでに次男を妊娠しており悪阻に苦しんでいた時期。
長男の相手をまともにできず、申し訳ない想いでいっぱいだったので、出産すれば解消されるだろうと思っていました。
もし、長男が一人目じゃなかったら、0歳代で「自閉症」に気づいたのかもしれません。
旦那が超マイペースな人なので、長男も「超マイペースな子」だと思っていましたし、
「男の子は発達がおそい」という言葉を真に受け、1歳近くなっても指差しをしないことに気づいていませんでした。
まぁ、超マイペースな性格であることは、事実なのですが(笑)
おまめ








